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第140回 菱化システム計算化学セミナー
密度汎関数法ソフトウェア 
〜 ADF2010 リリースセミナー 〜

量子化学計算ソフトウェア 「ADF」 の新バージョンリリースセミナーを開催いたします。

ADF は、オランダ Amsterdam 自由大学の Baerends 教授とカナダ Calgary 大学 の Ziegler 教授の両グループが中心になって開発された、30年以上の歴史を持つ密度汎関数法 (DFT) を用いた量子化学計算ソフトウェアです。
本ソフトウェアパッケージは、
   ・分子系のDFT計算プログラム ADF & ADF-GUI
   ・周期系のDFT計算プログラム BAND & BAND-GUI
   ・熱力学物性計算プログラム COSMO-RS
   ・【新製品】 反応分子動力学計算プログラム ReaxFF
からなります。

本セミナーでは、SCM 社社長の Dr. Stan van Gisbergen と Calgary 大学の Dr. Michael Seth を招聘し、今秋リリースの
『ADF2010』 の新機能と最新の応用事例についてご紹介いたします。

新バージョンでは、分子系の励起状態の構造最適化や Franck-Condon 解析による吸収・発光スペクトルなど光化学関連の機能がさらに強化されたことに加え、3D-RISM による溶媒効果の取り扱いや周期系の固体NMR計算など、数多くの機能追加・改良がなされています。また、新製品として、化学反応を扱うことのできる新しい反応力場を搭載した分子動力学計算プログラム ReaxFF をリリースいたします。

皆様のご参加をお待ちいたしております。

日時・場所

日時 会場
2010 年 10 月 19 日(火)
13:30-17:00 (受付 13:00〜)
東京ダイヤビル5号館1階 C会議室
 〒104-0013 東京都中央区新川1-28-38

参加費

無料

予定

時間 講演内容
13:30 - 13:40 開催の挨拶 株式会社菱化システム
13:40 - 14:30 Overview and new features of ADF2010 SCM社
Dr. Stan van Gisbergen
[概要]   ADF の概要および以下 『ADF2010』 の新機能についてご紹介します

◇ADF:  分散力補正汎関数 DFT-D3、3D-RISM による溶媒効果、ADIIS 法による SCF
収束の改善、Transition State Reaction Coordinate を用いた遷移状態探索の改善、
励起状態の構造最適化と振動計算、Franck-Condon 解析による吸収・発光スペクト
ルの振動構造、VROA スペクトル、必要な励起状態のみを計算する TDDFT 機能の
追加など
◇BAND:  周期系のNMR計算、COSMO 法による溶媒効果など
◇COSMO-RS: COSMO-RS 法の物性計算に必要となる表面電荷密度データを 1800 以
上の化合物に対して収録
◇新製品 ReaxFF: 化学反応を扱うことのできる反応力場を搭載した分子動力学計算プロ
グラム 
14:30 - 15:00 ADF2010 GUI デモンストレーション 株式会社菱化システム
15:00 - 15:20 休憩
15:20 - 16:20 Recent Additions to the ADF Program Package from the Ziegler Group
University of Calgary,
Dr. Michael Seth
[概要]  Calgary 大学の Ziegler グループによって開発された ADF の最新機能のご紹介とTDDFT と磁気物性計算の新機能に関する以下トッピクについて、新機能の適用範囲とその予測精度について事例を交えながらご説明します。

◇TDDFT に基づく励起エネルギーの解析1次微分:  励起状態の構造最適化計算、振動
計算、遷移状態探索への適用
◇TDDFT を使用した MCD スペクトル
◇NMR スペクトル:  スピン軌道相互作用を含むハイブリッド汎関数を使用した NMR 遮
蔽定数の計算、周期境界条件下での固体 NMR 遮蔽定数の計算

また、現在 Ziegler グループで進行中の開発トピックについてもご紹介します。
16:20 - 16:50 Recent ADF applications        SCM社
Dr. Stan van Gisbergen
[概要] 新機能の活用に重点を置きながら、最新の応用事例についてご紹介します。
主なトピックは以下の通りです。

◇有機半導体などの分子性結晶や非晶質固体中での電子伝導に見られる、 ホッピング機
構による移動度を算出するための transfer integral の計算
◇有機 EL 発光材料のスピン軌道相互作用を考慮したリン光発光寿命の計算
◇ReaxFF を用いた反応分子動力学計算
◇COSMO-RS を用いた pKa の予測と各種熱力学物性計算 
16:50 - 17:00 質疑応答

本セミナーは盛況のうち無事終了いたしました。ご参加、ありがとうございました。

 

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